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アイアンに関する不思議な雑学

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今日のお話は「アイアンクラブの番手の不思議」と題してお送り致します。

・・・何が不思議なのか?

例えば30年前の1980年代初めに売っていたPWで私がショットしたとします。

仮に30年前と今とヘッドスピードに違いがなかったという前提で話を進めますと、当時のクラブで私は110ヤードを打つことが出来ます。

ですが、最近のいわゆる「初/中級者のアマチュア用」の一般的なアイアンセットのPW
で打ちますと、ヘッドスピードが同じ私が打っても125ヤード飛びます。

・・・これって不思議なことではないですか?

では、「どうしてこのようなことが起きるのか?」について説明していきましょう。

それは1980年代のPWと現代のPWのロフト角が異なるからです。

当時のロフト角は48度前後。そして現代のロフト角は44度前後になっています。

実に、

4度もの違いがあるのです。

4度の違いというのは、おおよそ「1番手の違い」です。

7番アイアンと8番アイアンの違いが「3度から4度」程度なのです。

つまり、現代の多くのアイアンクラブのPWは1980年当時の9番アイアンなのです。

飛距離が出るのも「当たり前」なのです。



このようなことは、私たちゴルファーの「見栄」から生じました。

多くのゴルファーは同伴競技者と同じところからショットした時、「相手よりも短いクラブで打つ優越感」を求めます。

「飛ばない」というのは多くのゴルファーにとって、「プライドを傷つけられる」ことなのです。

クラブの売り上げにもこのことは反映していまして、「飛ぶ」と評判のクラブが売れるのです。

メーカーはロフト角を立てて、「飛ぶクラブ」を作り、「飛距離のアドバンテージ」をうたいます。
こういうことです・・・。

以前の9番アイアン → 現代のPW
       :
とずーっとやっていきますと、

以前の4番アイアン → 現代の5番アイアン

以前の3番アイアン → 現代の4番アイアン

以前の2番アイアン → 現代の3番アイアン

となっていくので、「飛ぶ方のアイアン(ミドルアイアン、ロングアイアン)が難しく」なります。

以前のアイアンクラブのセットは3番アイアンからでしたが、現代は5番からですね。そして、昨年あたりからは6番からというセットも現れました。

PWが飛ぶようになったので・・・というよりも、もう皆さんにはおわかりかと思いますが以前の9番アイアンのクラブに「PW」と刻印しているわけなので・・・、PWとSW(サンドウェッジ)の飛距離の差が生まれてしまい、その結果(従来のPWのロフト角の)アプローチウェッジ等のクラブがセットに加わることになりました。

飛ぶクラブに作られていればいるほど、「ミドルアイアンが少なく、ウェッジが多い」のです。

・・・

しかし、ここで皆さん何かに気がつきませんか?

・・・

そうです。「飛ぶ飛ぶ」と言われる最近のアイアンは、以前のロフト角のものに「一番手小さい番手」を刻印しているだけなのです。

誤解されないで下さいね。

こういうクラブを「違反だ」とか「使ってはいけない」というのではないですよニコニコ

・・・「何番で打ったか?」は問わないわけですから。

ただ、「善きゴルファー」になるために、「知っておいた方が良いでしょう」ということです。

最後に、本当に飛ぶゴルファーというのは「飛ばないクラブ」で飛ばしているということも併せて覚えておきましょう。

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