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将棋に関する雑学

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1. 日本の将棋と西欧のチェスは兄弟!
将棋には、世界中に兄弟がいます。実は西欧で楽しまれているチェスも将棋の兄弟なのです。チェスは日本にも愛好家が多く、ハリーポッター等の小説にもでてくるので、ご存知の方が多いですよね(^ ^)

チェスもまた将棋同様にチャトランガが祖先に当たります。チャトランガが西に東に伝播し、行く先々でその土地に馴染んだ形で改良されてきたものが、将棋であり、チェスなのです。

例えばチェスは、インドからチャトランガが伝来したのち、15・16世紀に「女王」・「僧侶」といった西洋らしい要素を持つ駒が新しく追加されました。

また、先日公開した記事では、チャトランガが伝播してきたことによって生まれた将棋の兄弟たち4つ(シャンチー[中国]、マークルック[タイ]、チャンギ[朝鮮半島]、チェス[ヨーロッパ])とチャトランガのそれぞれのルールや特徴について述べたのですが、シャンチーは駒の文字が漢字で、中央に川が流れていたり、マークルックは、駒が仏教寺院のような見た目になっていたりします。将棋をはじめとしたボードゲームには、その国のお国柄が現れているのですね!



2. 持駒を再利用できるのは日本の将棋だけ!
1で世界中の将棋の兄弟のユニークさについて論じてきましたが、それでは、他の兄弟たちにない、日本将棋のユニークな部分は一体どういったところにあるのでしょうか。

日本将棋において最も特徴的なのは「持駒が再利用できる」ということです。これについて詳しく説明します。

チャトランガが伝わっていった各地の将棋の兄弟たちには、「取られた駒は、ゲームから除外する」という「持駒再使用不可」ルールが採用されています。なぜなら、チャトランガは戦争を模して作られたゲームだと言われており、そういったことを踏まえると、一度やっつけた相手を、味方として再利用することができるという「持駒再使用可」というルールは想像しにくいのかもしれません。

しかしながら、日本の本将棋には、「持駒再使用可」ルールによって将棋の兄弟にはない様々な戦略が生まれました。以下であげるのは本将棋の基本的な動作ですが、これらが成立するのも日本の将棋だけです。




★飛車や角での王手を合駒で受ける、という方法。もし合駒が打てない、ということになると、たくさん動ける駒はより強い駒になりそうですねね。
★日本の将棋は「引き分け」はあまり多くない。将棋の兄弟である様々なゲームは終盤に近づくと駒が少なくなっていくため、引き分けになるケースが多いです。
★金は王様の隣にある守りの要です。しかし、将棋の最終盤になると、金は詰みを考える上での切り札(攻撃の切り札)になります。持駒再使用不可ルールだと、守りの駒をワープさせて攻めの切り札にすることはできませんよね。(頭金とか!)


以上、子供の前で偉そうに披露できる将棋の雑学でした。

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